オクラ

ネバネバがおいしい夏野菜

輸入物が多くオクラ。国産のオクラは柔らかく、夏の間のお楽しみです。
ネバネバ食感で、夏バテ防止におすすめ食材として知られています。


おいしい見分け方

鮮やかな緑色で、全体に細かい元気なうぶ毛で覆われていて張りがあるものが新鮮です。
ヘタの部分も緑色でツンと張っているものは水分を含み新鮮と言えるでしょう。
育ちすぎると繊維も同時に育ち、食感が悪くなるので注意が必要です。

鮮度を保つ保存方法

乾燥と低温に弱いと言われています。保存は野菜室が理想ですが、その際は新聞紙などに包み、ポリ袋に入れて保存しましょう。それでも3~4日以内には使い切るのが理想です。
長期保存したい場合は、かために茹でたあと水分をしっかりふき取り、保存袋に入れて冷凍します。
出してそのまま料理できるので便利ですが、これも1か月以内には使い切りましょう。

お料理ひとくちメモ

オクラは下処理が命。ガクの部分をくるっと取り除き、塩をまぶして板ずりしたら熱湯で1分ほど茹でます。
茹でた後にしっかり冷水にとると彩り良く仕上がり、料理の見栄えが良くなります。食感とオクラ特有の青臭さもなくなり、お子さんでも食べやすくなります。
調理法は、手軽な和え物やサラダ、汁物に入れたり、天ぷらやフライなど揚げ物など幅広い活用法があります。
特に断面が星形でかわいいので、七夕の時期はそうめんやちらし寿司のトッピングとして使うのがおすすめです。
ネバネバ食感を際立たせたい場合は、包丁で細かくたたくように刻みます。
納豆や長いもなどの同じネバネバ食材と組み合わせて、梅干しを加えてぽん酢などさっぱりとした味付けにして、夏バテしそうな暑い夏に食べるのと良いですよ。
そうめんや蕎麦などの冷たい麺にトッピングしてもおいしいです。

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