きのこ

低カロリーでうまみたっぷり!

野菜ではなく菌類の仲間のきのこは、カロリーが少なく、さまざまな料理に活用できます。火の通りも早いので、時短料理にもおすすめです。食物繊維やビタミン・ミネラルが豊富で、家族の健康に役立つ食材です。
代表的なきのこは、しいたけ、しめじ、えのき茸、舞茸、エリンギ、マッシュルーム、なめこなど。


おいしい見分け方

種類によって違いはあるものの、全体的にかさや軸に張りと弾力が見られるものは新鮮です。

鮮度を保つ保存方法

湿気に弱いので購入後はパックから取り出し、キッチンペーパーで包んで保存袋に入れ、野菜室で保存しましょう。
冷凍保存も可能ですが、繊維が壊れてしまうため食感は劣ります。解凍せずにそのまま加熱調理しましょう。
また、天日に干して、干しきのこにすると長期保存できます。食感や弾力は失われますが、炊き込みごはんやスープなどうまみを生かす料理にはむいています。

お料理ひとくちメモ

旬のきのこは新鮮なうちに調理し、その食感とうまみを残した調理法がおすすめです。
まずはマリネ。熱湯でさっとゆでて、ポン酢とオリーブオイルを同量合わせたものに漬け込みます。旬のすだちやかぼすを輪切りにし、一緒に漬け込むとさらに風味がアップします。冷蔵庫で4~5日は保存できるので、おつまみやサラダのトッピングにも使えますよ。
次はシンプルにソテー。強火で熱したフライパンにごま油を入れ、数種類のきのこをさっと炒めて塩・こしょうをし、火を止めてからしょうゆ、バターを入れてさっと仕上げます。エスニックがお好みなら、しょうゆをナンプラーに代え、ぜひ、香菜を添えてみてください。
きのこは強火で勢いよく炒めることでうまみをグッと引き出し、食感も残り、素材の良さを感じることができます。
シンプルな料理ほど、ちょっとした調理行程が大切になるのでお試しくださいね。いつものきのこ料理がごちそうになりますよ。

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