秋を告げる木の実「栗」

栗ご飯やモンブランケーキなど、秋の味覚に欠かせないのが栗。皮をむく作業が大変なイメージですが、旬の時期の栗のおいしさは格別です。種を食用とするもので、ナッツの一種で栄養価も高いです。


おいしい見分け方

皮につやと張りがあり、虫に食べられた穴などのないものを選びましょう。
お尻の部分がぷっくり大きいものも良いです。
持ってみてずっしりと重みのあるものが新鮮で水分を含み、中身が詰まっています。

鮮度を保つ保存方法

栗は新聞紙で包み、冷蔵庫で保存します。
冷凍保存する場合は、皮をむいて茹でてからにしましょう。
長時間室内で放置したり、鮮度が落ちると水分が飛んで実が縮んだり、虫が入ったりするので注意しましょう。

お料理ひとくちメモ

栗と言えば栗ご飯!
皮をむいてしまえばあとは炊くだけですが、皮をむく作業が一苦労ですよね。
栗は外側の固い皮を鬼皮、中の薄い皮を渋皮と言い、鬼皮、渋皮の順で皮をむきます。
鬼皮は固いので、熱湯に1時間ほど浸し、ふやかします。その後、お尻の部分を切り落として鬼皮をむき、続いて渋皮を包丁で丁寧にむいていきます。
栗だけで栗ご飯にして栗を存分に味わうのも良いですし、きのこやごぼうなど旬の食材と一緒に炊き込みご飯にしてもおいしいです。
その他に、栗はスイーツに使用されることが多いですが、旬のきのこと併せてクリームパスタをお試しください。
ホクホクの甘い栗とクリームが好相性で、太めの麺で作るのをおすすめします。
いつものクリームパスタをアレンジしてみましょう。

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