グレープフルーツ

南国の柑橘

果肉の色によってマーシュ種(ホワイト)とルビー種(赤みがかったピンク)に大別されます。
酸味と適度な苦みの中に甘い香りと爽やかな柑橘香が漂い、ビタミンCが豊富です。
日本へはフロリダやカリフォルニアなどのアメリカ産とアフリカ産が中心に輸入されています。


おいしい見分け方

丸くて張りとツヤあり、ずっしりと重みがあるものを選びましょう。
果肉がつまっているものが良質とされています。

鮮度を保つ保存方法

風通しのよい冷暗所か、保存袋に入れて冷蔵庫で保存します。
カットしたものはラップで包み、冷蔵庫で保存します。

お料理ひとくちメモ

ぶどうの房のように1本の枝にたくさん実をつけることから、グレープフルーツと名づけられたと言われています。
果肉が白色のものは果汁が多くジューシーで、ほのかな苦みと強めの酸味が特徴です。果肉がピンク色のものは酸味や苦味が少なく、甘みがあるのが特徴です。
スッキリした味わを好む方はホワイトグレープフルーツ、お子さんはピンクグレープフルーツがお勧めです。
果物として食べる時は横に半分に切った後、切り口から縦に半分に切り、さらに等分するとスマイルカットになり、簡単に食べやすく切ることができます。
また、料理に使う時はヘタの部分とおしりの部分の皮を実が少し見える程度に落としてから、実に沿って皮を落とします。
その後、薄皮に沿って包丁を入れてひと房ずつ実を切り落とすと、見た目もよく食べやすく切ることができます。
そのまま食べてもおいしいのですが、野菜や魚介との相性も抜群です。サラダの具に使えば彩りもよくオシャレに、魚料理のソースやさまざまな料理の具に使えば爽やかな酸味をいかすことができます。
ビタミンCは加熱に弱いので、サッと調理するようにしてくださいね。

旬の食材のおすすめレシピ