しらす

調理の手軽さが魅力!天然のうまみ調味料

しらすとは特定の魚ではなく、イワシやアユ、ウナギなど体に色素がなく白い稚魚の総称です。その中でも、一般的に流通しているしらすは主にカタクチイワシの稚魚です。
水揚げしたばかりのしらすを「生しらす」、水揚げ後さっとゆでたものを「釜揚げしらす」、それを干したものは乾燥の度合によって「しらす干し」や「ちりめんじゃこ」と呼ばれます。


おいしい見分け方

身の大きさや形が揃っていてツヤがり、ふっくらしているものを選びましょう。
ちりめんじゃこは身に光沢があり、適度に乾燥しているものがよいでしょう。

鮮度を保つ保存方法

水分量の多いしらすは傷みが早いので、できるだけ早めに食べきりましょう。
すぐに使わない場合は、小分けしてアルミホイルに包み、保存袋に入れて冷凍保存します。

お料理ひとくちメモ

小さくても丸ごと食べられるしらすは栄養満点!良質なたんぱく質やビタミン、カルシウムなどを骨ごとしっかり摂取できます。
カルシウムの吸収を助けるビタミンDも含まれているので、効率的にカルシウムを摂取できます。お子さんの骨や歯を丈夫にしたり、お年寄りの骨粗鬆症の予防に繋がります。
ただし、塩分が多いので、食べすぎには注意が必要です。塩分を控えている人は、熱湯をかけてさっと湯通ししてから使うことをおすすめします。また、料理に加えることで適度な塩気とうまみがプラスされるので、調味料代わりに使うのもいいですよ。
手軽に始めるならオイル系パスタの具材に。オリーブオイル、にんにく、赤唐辛子、しらす、野菜でシンプルに仕上げます。野菜をお好みのものに変えるだけで、バリエーションも広がります。
常備して置くと便利な手作りふりかけ。しらす、かつお節、ごま、ごま油をフライパンで炒め、しょうゆやみりんで味付けし、水分を飛ばしたら完成。おにぎりやお弁当はもちろん、ゆで野菜と和えたり、チャーハンの具材にしたり幅広く使えます。

旬の食材のおすすめレシピ