きゅうり

サッパリとしてみずみずしい夏の定番野菜

実は歯触りが良くすっきりとした味わいがあります。
90%以上が水分ですが、夏の水分補給やほてった体を冷やしたり、利尿作用のあるカリウムも含まれているので、むくみの解消に効果が期待できます。


おいしい見分け方

深く濃い緑色で、張りとつやのあるものを選びましょう。
イボがチクチクするくらい尖っていて、触るとイボがポロポロ落ちてくるものが新鮮です。(イボのない品種もあります)
太さが均一で太すぎないもの、曲がっていても味は同じです。

鮮度を保つ保存方法

水気があると傷みやすいため、ペーパータオルや新聞紙で包んで保存袋に入れて口を軽く閉め、冷蔵庫に立てて保存します。冷やしすぎないようにしましょう。

お料理ひとくちメモ

食卓では副菜が主流でなかなか主役になることのないきゅうりですが、余分な塩分を排出してくれる体にやさしい野菜です。
淡泊な味はどんな料理にも合い、和洋問わず活用できる万能野菜です。生食以外に炒めたり、切り方を変えたりして新たな魅力を発見しましょう。
下処理として、調理する前に流水で表面をこすり洗いし、まな板の上で軽く塩をかけて転がし、塩を洗い流します。農薬を落とすだけでなく、鮮やかな緑色を保つことができます。
きゅうりを半分に切って中の種をスプーンで軽く取り、薄く切って炒め物にすると違う食感を楽しむことができます。
サラダや和え物だけで使うには飽きてきたときに、炒める調理は重宝しますよ。
定番の酢の物は、ひと手間加えて切り方を変えてみましょう。きゅうりを横向きに置いて割り箸などで上下を挟み、輪切りと同じように切っていきます。包丁の歯が下まで当たらないのできゅうりはカットされず、つながった状態になっているので、最後に好みの長さで切ります。これを蛇腹切りといいます。
安く手に入る野菜なので、いろいろチャレンジしてみてくださいね。

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