ブロッコリー

野菜の王様とも呼ばれるほど栄養満点野菜

新芽から茎、花蕾をまるごと食べるブロッコリーは、サラダやお弁当、つけあわせの彩りにと食卓に欠かせない存在です。
旬の時期は特に芯の部分の甘味が増し、コリコリした食感も楽しめるのが魅力です。
ビタミンCは野菜の中でもトップクラス!β-カロテンやミネラル、食物繊維等もバラスよく含まれ、毎日食べたい野菜です。


おいしい見分け方

全体に緑色が濃く、中央が盛り上がっており、蕾が密集してかたく引き締まっているものを選びましょう。
茎の切り口がみずみずしく、空洞がないものを選びましょう。

鮮度を保つ保存方法

冷蔵保存する場合は、ペーパータオルで包み、ラップまたはポリ袋に入れて野菜室に立てて保存します。
保存期間は長くて4日ほどのため、できる限り早く食べることをおすすめします。
長期保存する場合は、かために下茹でしてから冷凍用の保存袋へ入れて冷凍します。

お料理ひとくちメモ

ブロッコリーは茹でて食べるだけではもったいないぐらい汎用性の高い万能野菜です!炒め物、揚げ物、シチュー、サンドイッチやパスタの具材と、ジャンルを問わずさまざまな料理に使え、下ごしらえも楽ちん。
蕾より茎の方に栄養素が多く含まれており、茎も捨てずにまるまる1個使い切りましょう。
手軽なおいしい茹で方はフライパンにカットした茎を下に並べ、房を上に置いて水を100ml加えます。蓋をして強火で2分、火を止めて1分蒸らしたらザルにあげて自然に冷ましましょう。茹であがりに水にさらすと、食べた時に水っぽく感じ、日持ちが悪くなるので注意してくださいね。
炒め物に使えば彩りも豊かになり、おいしさ倍増、ボリュームもアップ。玉ねぎ、ソーセージと一緒に炒めてオープンオムレツにすると、卵が栄養分をしっかりキャッチし、うまみも逃しません。
また、緑黄色野菜は油との相性も良く、天ぷらなら衣でコーティングするので栄養を閉じ込めて逃しません。食感の違いも絶妙にマッチし、やみつきになるおいしさです。衣をアレンジしてカレー粉、粉チーズ、青のり、ゆかりなどを足してみるとバリエーションも広がります。
アイデア次第で和洋中幅広く使えるのでいろいろな食べ方にチャレンジし、お気に入りの料理を見つけてくださいね。