あさつき

ネギの仲間で、緑色の細長い野菜のアサツキは、薬味としてよく使われていますよね。ネギよりも、香り・辛みともにやわらかく、色はネギよりも少し薄い緑色で、カルシウム、ビタミンC、ビタミンB1、ビタミンB2などを多く含んでいます。独特のさわやかな香りは、食欲を増進させる効果があるので、細かくカットして、鍋の時の薬味や、お刺身のツマなどに向いています。また、生で食べられるので、一口大にカットして、焼き肉に巻いて食べたり、サラダにしても美味しくいただけます。


おいしい見分け方

葉にハリがあり、乾燥していない物を選ぶ。

お料理ひとくちメモ

あさつきの味噌漬け

薬味で食べられることが多いあさつきですが、やわらかい風味は生で食べても、おひたしなどにして加熱しても味わえます。今回は味噌漬けにして保存食にしてみました。あさつきが出回る旬の季節に是非つくってみたい一品です。あさつきは1ミリ程度に細切りにしておきます。鍋に醤油・お酒・みりんを同量入れて煮立たせ、アルコールを飛ばします。そこに味噌を加えて、弱火で加熱して練ります。冷めたら、あさつきをつけ込んで出来上がり。冷蔵庫で半月ほど保存できます。白いご飯の上にのせたり、お茶漬けにしたり、おにぎりの具にしてもいいですね。