ネーブルオレンジ

高貴な香り♪柑橘の女神

甘味と酸味がともに強く、はっきりとした味わいは口に含むとほっぺがキュッとするくらい濃厚です。
その果汁には華やかな香りの良さを感じるでしょう。
ネーブルとは英語で「おへそ」を意味します。果頂部におへそのようなくぼみがあるのが、ネーブルオレンジの特徴です。


おいしい見分け方

ネーブルオレンジは、果汁が劣化しやすいと言われています。
皮にハリがあり、きめの細かいものは新鮮です。また、そっと手に取ってみて、ずっしりと重いものが良いでしょう。
果汁がたっぷり含まれています。

鮮度を保つ保存方法

柑橘類の中でも劣化が早く、繊細なネーブルオレンジ。特に乾燥を嫌います。また、高温で保存すると水分が抜けてしまい、香りが落ちてしまいます。ひとつひとつ、新聞紙やサランラップに包み、野菜室で保存しましょう。
保存する際、重ねて保存すると下の方から劣化していきます。なるべく重ねずに保存するか、下のものから先に食べましょう。

お料理ひとくちメモ

華やかな香りを存分に味わうには、そのまま食べるだけではもったいないので、料理にも活用してみましょう!
濃厚な香りを生かして、まずは手軽にサラダを作ってみましょう。皮をむいて果肉を適当な大きさに切ったら、フレッシュな生野菜と和えるだけ。レタス、きゅうり、彩りにミニトマトなんかもいいですね。味付けはオリーブオイルとおいしい塩があれば十分!ちょっと物足りない方は、カリカリに焼いたベーコンを加えてもOK。
加熱調理をする際の注意点は、火を通しすぎないようにしましょう。ほかの柑橘類に比べて果汁の風味が劣化しやすいので、火を通しすぎると本来の風味が失われてしまいます。仕上げにさっと加えましょう。
おすすめの食べ方は、下味を付けた鶏もも肉をカリカリにソテーして中まで火を通したら、仕上げにバターと大きめに切ったネーブルオレンジを加え、バターが溶けたらできあがり!
鶏肉とネーブルオレンジを一緒に口に含むと、口の中に旨みと香りが広がります。
いつもの料理に旬の果実を加えて、ちょっとワンランクアップさせてみませんか。食卓が華やかになりますよ。

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