ハマグリ

ひなまつりのお供に

特有のうまみ成分コハク酸を含むハマグリ。3月3日のひなまつりに食すと、良縁を招くと言われています。
あさりよりも身が大きくふっくらとしていて食感も弾力があり、濃厚で上品な味わいが特徴です。


おいしい見分け方

優しく貝をつつき、口がギュッと閉じるものは新鮮です。
殻の表面にぬめり、光沢のあるものを選びましょう。

鮮度を保つ保存方法

すぐに食べない場合は、冷凍保存が可能です。密封袋に入れて冷凍庫で保存しましょう。
冷凍の場合もなるべく早く食べきりましょう。

お料理ひとくちメモ

砂泥に生息しているので、しっかりと砂抜きをしてから調理しましょう。バットなどにハマグリを重ならないように並べ、海水と同じ3%程度の濃度の塩水につけ、暗いところに2時間くらい置いておきます。砂出しを終えたら貝同士をこすりあわせて水洗いします。
ハマグリのおいしさを堪能できる潮汁は、昆布だしとハマグリのだしだけを食し、ひなまつりのちらし寿司のお供として定番で、良縁を招くと言われます。
焼きハマグリや酒蒸しはとてもおいしくおすすめですが、洋風のアクアパッツァをご紹介します。
トマト、アスパラ、その他お好みの野菜とともにフライパンで蒸し焼きにします。白ワインで蒸してちょっとレストラン風に。
にんにくも効かせると旨みがアップします。ハマグリは加熱しすぎるとかたくなるので、火の通しすぎには注意してくださいね。
また、クラムチャウダーに使えばうまみとコクがあふれる贅沢な味わいに。いつものクラムチャウダーがワンランクアップ!
この時期にしか味わえないハマグリのうまみを存分に味わってみてくださいね。

旬の食材のおすすめレシピ