トップメッセージ

次の200周年に向け新たな1歩を踏み出す

ユニーは、昨年、創業100周年という節目の年を迎えました。
本年は、次の100年に向けさらなる成長へのスタートとして、当社のビジョンにある『新生活創造小売業』の実現に取組んでまいります。

101年目の本年、私たちのチャレンジ目標の一つは、世界で通用する「グローバル小売業」の実現です。香港での多店舗化をはじめ、本年は中国上海へ1号店を出店し、海外事業を今後の成長の柱の一つとしていきます。

これまでに海外で成功している小売業は、独自の価格帯で新しい商品価値を提供し、商品開発力、販売力が強いという特徴があります。ユニーも製造小売業への挑戦を果敢に行い、収益を出して成長していくためのビジネスモデルを構築します。

もう一つの目標は、お客様視点による「需要創造小売業」の実現です。
お客様の不便不満を解決し、自らソリューションをプレゼンスし、「生活解決業」・「生活提案業」を、品揃え、サービス、店舗環境を通じて実現します。
地域の生活インフラとしての基盤はもとより、ユニーを利用されるすべてのお客様に満足していただくことが、私たちの使命であります。

2013年、ユニーグループは、持株会社体制に移行します。
ユニーグループのガバナンスをより強化し、グループシナジー発揮を最大化することで、国内でも海外でも、ユニーはお客様に信頼され地域から期待される企業をめざし、小売業としての社会的使命を果たすことでより一層の企業価値を高めていきます。
今後とも変わらぬご支援・ご愛顧を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

2012年2月
ユニー株式会社
代表取締役社長 前村 哲路


ユニー株式会社の方針

 近年の景気は、円高や欧州債務危機など海外経済の減速で先行き不透明感があるものの、本格的な復興需要による押し上げ効果から国内需要の増加が期待され、個人消費も緩やかに回復する見込みにあります。しかし、人口減少化や財政再建の課題、TPPによる食糧自給不安、消費税率の引き上げ懸念など、未だ先の見えない状況が続いております。
 そのような環境のなか、ユニーは7つの基本戦略を柱に、本年度の経営のテーマ『グローバル小売業になる』・『需要創造小売業になる』を掲げ、以下の取り組みを実施します。

  1. 【7つの基本戦略】
  2. 1. GMS事業の改革  アピタは、本年30周年を迎えます。「おしゃれ」「新しさ」「楽しさ」をコンセプトに、5つの進化(商品・VMD・店舗環境・接客応対・生活ソリューション)による、生活向上店を実現します。
     ピアゴは、「明るく元気」「おもてなし」をコンセプトに、6つの方向性(狭商圏来店・日常生活必需品・客層ターゲットの明確化・上質SM・サービス強化・ローコスト)による、生活便利店を実現します。
     「マーチャンダイジング改革」・「現場主義」・「ローコスト経営」を徹底し、改善活動・VP・レベルアップ・環境マネジメントの4つの運動を地道に継続します。
  3. 2. グループシナジー  サークルKサンクスとの協業によるスケールメリットの創出を行います。また、食品本部に企画開発部を新設し商品開発の強化と物流部・営業企画部によるタスクチームの推進を図ります。
     2012年3月1日に、(株)99イチバをユニーが完全子会社化し、都市部を中心としたマーケット対応を実施していきます。
  4. 3. 海外出店  中国上海にモールタイプのショッピングセンターとなる1号店を計画しています。また、香港については既存店舗の業績向上と今後の新規物件の開発を進めています。
     海外出店で得た店舗形態、商品開発、提供方法を国内事業に生かしていきます。
  5. 4. ITビジネス  インターネット販売のインフラを強化し、お客様の利便性・多様化に対応するとともに会員数の拡大を見込んでいます。
     カタリナクーポンのシステム拡大、ユニーグループの総合サイト構築による「総合ショッピングモール」を立上げるなど、ユニーファンの増大とお客様ニーズの変化に応えていきます。
  6. 5. 店舗開発戦略  アピタ・ピアゴの業態確立により相互商圏への出店を可能なものにするとともに、都市部への出店も積極的に計画しています。また、既存店の建替え、増床、活性化を行い1981年以前の旧耐震店舗の建替えも実施します。
     今後の中期計画では、関東へのアピタ店舗の出店や上海・香港での多店舗化を計画しています。
  7. 6. 既存事業部  ユーホーム事業部においては、中期3カ年計画を立案し店舗と売上の拡大を図るとともに、営業力強化と・ローコスト運営を推進します。
     夢屋事業部においては、MD改革・多店舗出店・ネットスーパー参加を基軸とし、地域密着型・キッズ付加型・大型総合型の3モデルタイプで差別化していきます。
  8. 7. エコファーストの約束  2012年度までに、再生利用等実施率60%の達成とリサイクルループを全地域に拡大します。またレジ袋辞退率75%の目標を達成しました。
     アピタ千代田橋店においては、循環資源の再資源化や環境学習、消費者交流会等の活動が評価され、エコマーク1号店として(財)日本環境協会から認証されました。

「新生活創造小売業」として、私たちの存在意義を果たす

 お客様の日々の生活を応援したい。そんな想いから「3つの宣言」を掲げました。「私たちは生活解決業である」「私たちは生活提案業である」「私たちは生活コスト引き下げ業である」ということです。私たちはこの宣言をもっと具現化していくために、「より豊かな生活を提案する店舗」である「APITA」と「毎日の生活に便利な店舗」である「PIAGO」という2つの大きなくくりの下で、店づくりや品揃えに活かしてまいります。一方で、少しでも、お値打ちで価値のある商品開発に努め、お客様のご期待にお応えしたいと考えています。

地域で一番信頼され、喜ばれる小売業を目指すための「3つの宣言」

  1. 1. 私たちは「生活解決業」です お客様の「不便・不満・不快」を解決させていただくのが、私たちの仕事であると考えています。お買い物し易い環境、笑顔での接客や困った時のご相談、ご提案などに真摯に応えていくことで、「生活解決業」としての役割を果たしていきます。
  2. 2. 私たちは「生活提案業」です お店に行ったら何か新しい発見がある。お客様がわくわくするようなお店にしたいと考えています。より豊かで楽しい生活実現のため、新しい価値の提案をさせていただける「生活提案業」としての役割を果たしていきます。
  3. 3. 私たちは「生活コスト引き下げ業」です 景気不安と雇用問題や社会保障など、将来への不安から生活防衛へと迫られております。「価値ある商品を低価格で購入したい。」そんなお客様の生活応援をさせていただくとともに、「食の安全・安心」を第一優先とした取り組みを、より一層進めてまいります。